Ayuko様インタビュー

―― ではインタビューを始めさせていただきます。一番初めに小説を書いたのは何歳くらいのころですか?

A. 小説というか、まずは小学生の時にお人形遊びや漫画みたいな物を描いて創造するのが好きでした。その後、ファミコンが丁度流行ったころ、ゲームのお話という物もいいな。と思って創造して描いたのがきっかけでした。本格的に描き始めたのは高校生の頃です。当時は友達とノートで見せ合いしたり、リレー小説で意気投合してました。

―― 本格的に書き始めるきっかけはなんだったんですか?

A. 友達に物語り考えるの好きだといってから、友達の方も「実は私もそう言うの好きなのよ」ということでお互い本格的に描いてみることになりました。でも、当時の作品って今は手元にないのですが。

―― 一番初めはどんなテーマで書いたんですか?

A. ファンタジーだったと思います。でも今、改めて思い出すとゲームのパクリのようなファンタジー物で中途半端なデキだったため、手元に残さなかったのかも。でも、友人とリレー小説した作品はその中でいい感じに完成したので、思い出深いものとなりました。

―― では、今は特に書きたいと思うテーマや気にいっているテーマはありますか?

A. 友情や青春かな。架空都市が舞台だけど、学生時代いい思いでなかった分、登場人物にはいろんな青春の思い出を作ってあげたいみたいな。

―― そういうテーマにたどり着いたいきさつを簡単に教えてください。

A. きっかけは1枚の落書きがきっかけだったのですが、始めはその落書きに書いた一人の女の子を主人公にしたお話を書いてみようって思ったのがきっかけです。

―― 小説のネタはどんなときに思いつきますか?

A. 夢の中や、いろんな人との関わりの中、家事をしていてふととかネタによっていろいろなんです。

―― それはシーン、人物、ストーリー、どのあたりから思いつきますか?

A. 夢では大体舞台が。人物はいろんな人とのかかわりや家事や育児で追われているとき、「こういう人がいたらなぁ」とか閃いたり、ストーリーはその後といった感じでしょうか?

―― 情報収集やネタ探しなど小説を書くためにやっていることはありますか?

A. 新聞は欠かさず読んだり、ティーンズファッションのカタログをチェックしてみたり、普通ならきっぱりと断りそうなセールス・宗教などの勧誘の人の話を最後まで聞いて(最後で断るけど)みたり、活字ものなら家のポストにはいってる本まで見てます。

―― 小説を書き始めるタイミングとしてはどのくらい話ができた段階で書き始めますか?

A. 大体脳みそで大体のプロットが完成してからぶっつけ本番です。

―― 小説を書き始めてから続きが思い浮かばなくなったらどうしますか?

A. 違うことして、気分転換します。外出してみたり、落書きしてみたり、通販カタログ眺めたり、おやつ作ったり、友達に手紙を書いたり。そのうちに「そうか!」って続きが閃いたりするので。

―― 小説を書く上で気をつけているポイントはありますか?

A. やはり、周囲の影響力。影響力といっても周囲の流行に媚びるのではなく、道徳心というかなんていうのでしょうか?友情の大切さみたいな物が伝えられたらと。それと、起承転結かな?

―― では、推敲の際に気をつけるポイントはありますか?

A. 誤字脱字とか、あと「これ忘れるところだったよ!」って後からつけたしたり、自分的に納得できるようにしてますが、自分ひとりでは不安なので、友人にも見せてアドバイスいただいて参考にしながらやってます。

―― 得意なジャンルはなんですか?

A. 今のところは学生の青春物になるのかな?ファンタジーはなんか中途半端なので。

―― 長編短編はどちらが得意ですか?

A. 始めは短編のつもりでもいつの間にか長編になってるので、長編なのかも(笑)

―― スランプってありますか?

A. 時々。特に自分自身が落ち込んだ時。自分のことで精一杯になってしまって。

―― そんなスランプを抜け出すためにはどうしますか?

A. 友人に自分の気持ちを打ち明けること。後は自分自身のストレス発散。

―― 小説を書く環境や時間って決まってます?

A. 環境は大体家の中。時間は子供が生まれてからは子供がまだ寝静まっている早朝とか、子供が、夕方の子供番組に夢中になってるとき。

―― 好きな作家さんや本を教えてください。

A. 作家というよりは作品で好みがあるみたいですが、意外と小説や漫画を読む。というより絵本が多いです。「ぐりとぐら」シリーズとか、「サンダーバニー」シリーズとか。でも近頃は子供と絵本ばかり読んでる。書いてる小説とジャンルが違ってますが。

―― 絵本を読んで、書くときに参考にしている部分や影響を受けている部分はありますか?

A. そうですねぇ?書くときの参考というよりかはキャラクターのイメージで幼児性を感じるキャラクターの好みとかには影響していそうな気がします。楽しくてポップな雰囲気とか。

―― 文章読本など参考書にしているものはありますか?

A. 今はないです。

―― 高校時代に書き始めたころと今とで最も変わったなぁとか成長したなぁと思うところはどんな点ですか?

A. 登場人物の設定に深みが出たことと、中途半端にしなくなったことかな?

―― 小説を書くのが上達する秘訣ってあると思いますか?

A. ただ本を読む。ゲームする。だけでなく、いろんな人と関わったり、いろんな体験にチャレンジしたり、自分のカテゴリー外を覘いてみたり、いろんなことを知ることかな?

―― 小説の限界はあると思いますか?

A. 今は分からないです。

―― 最後に小説書き仲間に一言お願いします。

A. 小説を書く皆さんへ。いろんな体験をチャレンジしてくださいね。あと、周りの流行に媚びず、自分らしい作品を書き上げてくださいね。

―― 今日はどうもありがとうございました。