kazama様インタビュー

――一番初めに小説を書いたのは何歳くらいのころですか?

A. 中学三年の時です。だから15歳です

―― 何かきっかけはありました?

A. 受験が終わって時間があったということと、もともといつか書いてみたいと思っていたので

―― 最初に書いたテーマって覚えてます?

A. EVAの二次創作です。その頃はまだオリジナル自体に興味が無かったんです

―― オリジナルを書いてみようと思ったのは?

A. やっぱり書いている内に既存のモノだけじゃつまらなくなってきたので

―― 今、オリジナルも書いてみて、これから書いてみたいテーマとか気にいっているテーマってありますか?

A. 特に無いんですけど、強いて言うならホラーでしょうか。あとはファンタジーとか

―― 小説のねたはどんなときに思いつきますか?

A. 歌とかのフレーズからです。それをぼうっとしているときにぐるぐる考えるという感じです

―― シーン、人物、ストーリー、のどこから思い浮かびます?

A. ストーリーです。

―― 小説を書くための情報収集、ネタ探しなどはどんなことをどれ位しますか?

A. ほとんどしません。ただ自分の頭の中だけで考えてます

―― どのくらい話が膨らんだら小説を書き出しますか?

A. その時の気分なんですけど、だいたい4割くらいまとまったらプロットを書き始めます

―― 一つの作品を書き上げるのにどのくらいかけますか?

A. 短編で一週間くらいです。連載の1話分には三、四日くらいです

―― 書いている途中で続きが思いつかなくなったらどうしますか?

A. 取り敢えず放置して、思いついたら書きます

―― 小説を書く上で気をつけていることを教えてください。

A. 主人公の視点に立ってト書きを書く、という事と、あまりご都合主義にならないようにする、という二つです

―― 推敲にはどれくらい時間をとりますか?

A. 30分くらいで、公開した後にまた改訂版を出す事が多いです

―― 推敲するときに気をつけているポイントはありますか?

A. 取り敢えず誤字脱字と、あとは矛盾していないかでしょうか

―― スランプはありますか?

A. 特に無いです。いつも何かしら書きたいことってありますし

―― 得意なジャンルはありますか?

A. う〜ん、強いて言うなら『ホラ話』でしょうか。現実的だけどホラーっぽいフィクション、という意味で。って意味わかんないですね

―― 何となく分かります。 長編にするか短編にするかはどの段階で決めていますか?

A. 書くまえからです。短編の場合は続編という形をとる事もありますけど

―― 小説を書く環境や時間は決まっていますか?

A. だいたい今(11時ころ)くらいの時間です。紙には書かずにパソコンのHDにそのまま入力しちゃいます

―― 好きな作家さんや本を教えてください。

A. 乙一先生で、本は『失はれた物語』です。あとは『蹴りたい背中』とか、『バトルロワイヤル』も好きです

―― その作家さんや作品を、小説を書く上で参考にしている点、影響を受けている点はありますか?

A. ト書きの部分はかなり影響を受けてます。あとは不用なキャラを出さない、ということを参考にしてます

―― 文章読本や参考書みたいなものは読んだことがありますか?

A. 立ち読みしかないです。読まなくてもなんとかなっちゃいますしね

―― 中学三年で小説を書き始めたころと、今とで最も変わったなぁとか成長したなぁと思うことはどんなことですか?

A. ただ漠然と書いていくんじゃなくて、なるべく情景描写を多くしようと心がけるようになりました。あとは書くスピードがかなり上がってます

―― 小説で表せないものってあると思いますか?

A. 無いと思います。むしろ文字だけの分やりやすいと思います

―― 最後に小説家仲間に一言お願いします。

A. 取り敢えず、書くという行為を楽しみましょう。楽しめなくちゃ意味無いです

―― ありがとうございました。